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哀しいなあ

また哀しい話を聞いてしまつた。

最大手がマッチ製造撤退=製造機の維持困難-兼松日産農林
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092700816&g=eco

兼松日産農林がマッチ製造をやめるらしい。需要が激減したのと、設備の老朽化が要因みたいだ。あの黄色い像や燕、白い桃がタバコ屋からコンビニから姿を消すのか。と、思つてゐたらこれらの商標は他のメーカーに譲渡するといふからまだいいけれど、幼い頃から理科の実験なんかで見慣れた「兼松日産農林株式會社」の10文字が見られなくなつちやふんですね...

そんなマッチ受難の時代である昨今だが、最近大型徳用マッチを買つた。いや自分が買つたワケではないのだけど、とにかく自宅でタバコの着火具として使つてゐる。銀塩フィルムといひレコードといひ、新技術によつて淘汰されつつあるものが、若者にとつては逆に新鮮なものとして映るといふ現象がここでも起きてゐる、ハッキリ和姦だね。



普通にデカすぎる、訴訟も辞さない。左側の一般的なマッチ箱で概ね40本、右側の大型徳用には800本ぐらゐ入つてゐるらしいので、大体20倍か。一日一箱吸ふとすれば40日で消費できる計算になるが、いつも自宅で喫煙するわけではないのでもつと時間がかかるだらう。これだけ大量に入つてゐるので、箱の側面全てが側薬となつてゐる。といつても内容量には全然見合はず、以前にも徳用のマッチを買つてみたことがあつたが、何も考へずに擦りまくつてゐるとすぐに側薬を使ひ果してしまひ、結局使ひ物にならなくなるんだよな。と、いふワケで今回は戦略的に擦つて行くことにした。

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側薬全体を正方形の区画になんとなく分け、なるべく消費しないやうにちまちまと小さいストロークで擦つて行く。ひとつの場所で側薬を使ひ果したら隣の区画に移つて、そこも使ひ果したらまた...といふやり方。何だか焼畑農業みたいだ。上の画像みたいにある程度開拓が進んだら、耕作が終つて火が着けられなくなつた部分の端から端まで一気に擦ることで、また何回か着火することが出来る。これなら前回みたいにならず、最後まで使ひ切れるだらう。

なんて頭がいいんだ、フェっフェっ、と調子に乗つてゐたが、どうやら側薬が単体で売られてゐるやうだ。でもそれも少し違ふだらう。やはりデフォルトの側薬で最後まで行きたさは、あるね。

周りの人間のあひだで「ストライカーユニット」と呼ばれてゐるこの側薬くん。パンツを穿いた女の子達が空を飛ぶアニメ『ストライクウィッチーズ』にちなんだものだが、どうやら本当に「マッチストライカー」といふらしい。まア結局使ひ切れなかつたら世話になることもあらう。とにかく今は、数10センチ四方の農地で焼畑農業に従事して行きますよ~行く行く...ヌッ!
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