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富士QW革命

フイルムの定着を終へ畫像を慥かめると、餘計なモノを取除くために水洗を行ふ。
僕はKingの取説そのままに、流水で30分の水洗をしてゐた。
しかしこれ中々に水道代がかからないか。親の脛囓りの身としては實感が無いので困つたものだ。

そこで富士QWなる水洗促進劑を尼で買はうと思つた。
この藥品、絶望的に安い。2L用でなんと60圓である。
2Lで35mm100本が處理出來、しかも水洗時間が格段に短くなるのだから買ふしかない。

問題は送料。600圓。本體價格に10倍す。
こんなアホ臭い話はないので通販での購入はやめにしたが、
丁度東京に行けることになつたのでヨドバシで買つた。

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なんとなく二袋。

暗室用品コーナーのお姉ちゃんに、
「これつて定着液みたいに使ひ回せるんですか?」と訊いたら
「ああ・・・はい。」
と言はれ、そんなに買ひだめする必要もないと思つたので。

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この「写真用」といふ言葉が僕は好きだ。そりだけ。

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袋を開けると、意外にも乾燥劑の樣な青い粉が現れた。
油斷して鼻を近附けると、フジフィックスと同系統の刺激臭が。クッソ臭いフジ藥品きらひ。

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慣れない初めての藥品に色々と魂消ながら溶していくと、綺麗な水色の液體になつて行つた。
これはうつとりするくらゐに綺麗だ。
いつか科學部で鹽化銅水溶液を見せて貰つたのを思ひ出した。水溶液つて素晴らしいね。

ちなみにこの藥品は20℃~40℃の水(お湯?)に溶せばいいらしい。かなり寛容的だ。

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プリント用紙を適當に切つてラベルとした。
定着液と違つて疲勞が分りにくいので、後ろに貼つたラベルに正の字で處理本數を記録していく。

早速東京旅行で撮つたTmax100の水洗に使ふ。しかし紫色がどうしても取れない。
これで水洗促進浴をして、推奬水洗時間の倍洗つても取れない。
一旦乾燥し、次の日更に30分水洗したつて取れない。

本格的に富士QWの性能を疑ひ始めたのだが、調べた所どうやら定着不足であるらしい。
フイルムが拔ける時間の倍は定着時間が必要だなんて知らなかつたよ。

そこで5分ほど定着處理をすると、成程綺麗に紫が取れてゐる。
ありがたうフジフィックス。ごめんよQW。

そんなこんなで我が寫眞藥品群に新たな一員が加はつた。ダイナモ感覺で引續き頑張らう。
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